アルトワークスのレストアがスタート!

みなさんこんにちは!


当社で取り扱っているクルマについて、ユーザーの皆さんはどんなイメージをお持ちでしょう。通勤通学や毎日のお買い物などに欠かせない毎日の足?それとも日々の仕事を支えるパートナー?
 
でも、クロカワ自動車の工場や展示場にはクルマを愛するスタッフがそろい、お客様にも個性的なカーライフを楽しまれていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
 
この新コーナー、クロカワワークスでは、そんなクルマ好きな私たちが、毎日の仕事の中で見つけた、移動手段プラスアルファの自動車の楽しさを提案していきます。

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そこで、新コーナー企画の第一弾として紹介するのは、二代目アルトワークスのレストアプロジェクト。丸目のヘッドライトに専用エアロが装着された、スズキの軽スポーツを代表する車種で、競技シーンでも大活躍しました。




数あるラインナップの中でも、今回のレストア対象となるのは、比較的マイルドなSOHCインタークーラーターボユニットを搭載し、快適装備も充実した「Fリミテッド」の5MTモデル。カラーはオリンポスンホワイトで、外装はオリジナルを生かして仕上げる予定です。



詳細はカーセンサーのカタログで(1994年式ターボie、MTモデル)
https://www.carsensor.net/catalog/suzuki/alto_works/F001/

初年度登録は1994年で走行距離は216154キロ。タイミングベルトは2回交換されていて(前回は2015年)、特にスポーツ走行には用いられた様子はなく、長年にわたってフルノーマルの状態で日常の足として使われていたようです。



そのレストア作業が、この6月から始まりました。最初は板金作業から取りかかった訳なのですが・・・


ボンネットやドアなどいたる所で、ある程度の予想はできていたもの、さびがかなりひどい状態です。ボンネットは中古パーツを購入して交換予定。


外装と下回りにスチームをかけ、リアバンパーを外したところ、やはりかなりのさびが。当社のベテラン板金職人の見立てでは、全体的に「かなりひどい状態」です。


機関系や足回り、内装などの状態はこれから作業を追ってチェックしていく予定ですが、ゴム系の部品や補器類などを含めて、かなり手を入れることになりそうです。


一方で、下回りの状態は比較的しっかりシャーシブラックが施工されていて、車両全体でも(現在のところでは)深刻な修復歴はなさそうな雰囲気。


内装もシートのやぶれなど、年式+走行相応といった感じですが、ステアリングやシフトノブ、ペダル類の様子をみると、比較的穏やかな乗り方をされていたような雰囲気が漂います。
 
そうそう、トランクには懐かしのCDチェンジャー付きです。
 


手はかかりそうですが、古き良き軽スポーツの醍醐味を楽しみながら、毎日のカーライフを楽しんでいただける一台に仕上がりそうな希望も見えてきました。

 

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このクロカワワークスのコーナーでは、これからほぼ月イチでアルトワークスのレストア状況を報告していくとともに、当社まわりの少し尖ったクルマの話題もお伝えできればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。